現在MCXマテリアルショールームで開催している「Antimicrobial/Antiviral Material~細菌・ウィルスへのアプローチ~」展の関連イベントとして、9月14日(水)に展示企業による素材のご紹介を行う、プレゼンテーション会を開催いたします。今回のプレゼンテーション会は、ハイブリット形式での開催を予定しており、会場またはオンラインからご参加いただけます。
プレゼンテーション会では、素材の説明資料や実際の素材画像を投影しながら、出展企業担当者から素材についてご紹介します。またQ&Aでは事前にいただいたご質問だけでなく、リアルタイムでのご質問も受けながらその場でお答えします。
当日の会場では、紹介素材を展示しておりますので、プレゼン会終了後のネットワーキングタイムにて、素材をご覧いただきながら担当者とお話いただけます。会場は人数を制限させていただくため会員優先で先着20名様とさせて頂きます。一般のオンライン参加申込みは本日よりお受けしますが、一般の会場参加申込は9月1日からとさせていただきます旨ご了承ください。
素材によって様々なアプローチがあることを知っていただける機会になると思いますので、皆様のご参加をお待ち申し上げております。
【素材情報】
・株式会社NBCメッシュテック/Cufitec®
「金属イオンと活性酸素による細菌・ウィルスの抑制技術Cufitec®」
Cufitec®は一価銅化合物ナノ粒子を応用した抗ウィルス・抗菌技術。一価銅化合物から溶出する一価銅イオンは、二価銅イオンと比較して酸化されやすい性質があるため、微生物の働きを抑制する機能がある活性酸素を発生。この活性酸素と銅イオンの二つの力でウィルスや細菌を減少させている。フィルムや樹脂容器などの成型品、繊維などに練り込み可能なマスターバッチから、塗料・コーテイング剤・インクなどに添加可能な分散液、アルコールなどの溶剤に混ぜてアルコール揮発後も効力を発揮するアルコール製剤を展開している。当日は、展示している製品事例の紹介も交えながら、Cufitec®の抗ウィルス・抗菌メカニズムをご紹介。
・三菱ケミカル株式会社/DURABIO™
「ポリマー由来の表面斥力の働きによる細菌低付着性を持つ高機能エンジニアリングプラスチックDURABIO™」
主成分に植物由来のイソソルバイトを使用したバイオマスポリカーボネート樹脂。エンジニアリングプラスチックとして、従来のポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂の双方の良さを備えている。アクリル樹脂並みの透明性、低複屈折率、耐傷つき性を有し、さらにポリカーボネート樹脂並みの衝撃性を備えたグレードもある。優れた物性バランスの良さに加え、発色性の良さから、塗装レスで屋内外問わず様々な場面で使用が可能。自動車業界では内外装ともに採用されている実績もある。今回DURABIOのもう一つの特徴である、バイオベースポリマー由来の細菌低付着性について、商標登録された「撥菌」という言葉とあわせてご紹介。
【マテリアルプレゼンテーション会概要】
Antimicrobial/Antiviral
~細菌・ウィルスへのアプローチ~
日時:2022年9月14日(水)
開催形式:ハイブリッド形式
会場:六本木マテリアルライブラリー
オンライン: Microsoft Teams
参加費:無料
定員:会場 20名(ライブラリー会員優先、一般の会場申込は9月1日~)
オンライン 60名
主催:Material ConneXion Tokyo
【プレゼンター/紹介素材】
・株式会社NBCメッシュテック/Cufitec®
・三菱ケミカル株式会社/DURABIO™
(敬称略・順不同)
【タイムスケジュール】
14:00‐14:05 オープニング
14:05‐14:20 素材紹介① 株式会社NBCメッシュテック/Cufitec®
14:20‐14:30 Q&A
14:30‐14:45 素材紹介② 三菱ケミカル株式会社/DURABIO™
14:45‐14:55 Q&A
14:55‐15:00 クロージング
15:00-16:00 ネットワーキングタイム(六本木会場参加者のみ)