Material ConneXion Tokyoでは、現在マテリアルショールームにて展示している素材を詳しく紹介する、オンラインプレゼンテーション会を開催いたします。12月6日(水)は、日鉄ステンレスアート株式会社のカラー&テクスチャーステンレス鋼板を、12月7日(木)は、ユニチカ株式会社・ユニチカスパークライト株式会社/再帰性反射材「スパークライト」をご紹介いたします。
ナノオーダーで膜厚をコントロールしてステンレス鋼板を彩色する技術を持つ日鉄ステンレスアート株式会社からは、カラーバリエーション豊富なカラー鋼板サンプルに加え、開発からわずか数年で各社での採用が進んだ、可視光を96%吸収し、ステンレスの質感を保ちながらも極めて漆黒に近い黒を実現したBlack96もご紹介します。またユニチカ株式会社・ユニチカスパークライト株式会社からは、スニーカーや安全服、道路標識などで使われている再帰性反射材をご紹介いたします。同社の再帰性反射材は従来のシルバー色に加え、玉虫のような色の移り変わりのあるレインボー色も展開しており、ファッション、アミューズメントなど幅広い業界での展開が期待されます。
オンラインプレゼンテーション会では、実際にショールームに展示しているそれぞれのサンプルについて画像をご覧いただきながら、質感や特性、採用事例も交えて、企業の担当者より詳しくご説明いたします。
またご希望の方にはサンプルを事前に各企業様より送付いたします。実物を手元でご覧いただきながら、プレゼンテーション会をお聞きいただけますのでご希望の方はお申込み時にご要望ください。
企業担当者より直接ご説明いただく最後のイベントとなりますので、是非皆様この機会にご参加ください。
12月6日(水)・12月7日(木)オンラインマテリアルプレゼンテーション会参加申込
【サンプル申込について】
サンプルご希望の方は参加申込みの際に、サンプル希望企業欄にチェックをし、送付先住所をご記入ください。
下記画像のサンプルを、事前に出展企業より直接お送りします。定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
※プレゼン会当日までに到着をご希望の方は、11月29日(水)までにお申し込みください。

※お送りするサンプルは写真と色が異なる場合があります。

【マテリアルプレゼンテーション会開催概要】
日時:2023年12月6日(水) 14:00~15:00 日鉄ステンレスアート株式会社
2023年12月7日(木) 14:00~15:00 ユニチカ株式会社・ユニチカスパークライト株式会社
開催形式:オンライン Microsoft Teams
参加費:無料
定員:オンライン 各回60名(事前参加申込制)
主催:Material ConneXion Tokyo
マテリアルプレゼンテーション会では、資料投影や素材の画像をご覧いただきながら、出展企業より素材についてご紹介いたします。またQ&Aでは事前にいただいたご質問だけでなく、リアルタイムでのご質問も受け付けながらMCXスタッフとのトークセッション形式でその場でお答えします。オンラインでの開催となりますので、会場イベントでは時間が取れずに参加できなかった方や、遠方の方もご参加しやすい内容となっております。
タイムスケジュール
・2023年12月6日(水) 14:00~15:00
日鉄ステンレスアート株式会社
14:00‐14:05 オープニング
14:05‐14:55 ・マテリアルプレゼンテーション
登壇者:日鉄ステンレスアート株式会社
安藤 敦司氏
紹介素材:カラー&テクスチャーステンレス鋼板
・トークセッション(事前質問・チャット)
14:55‐15:00 クロージング
・2023年12月7日(水) 14:00~15:00
ユニチカ株式会社・ユニチカスパークライト株式会社
14:00‐14:05 オープニング
14:05‐14:55 ・マテリアルプレゼンテーション
登壇者:ユニチカ株式会社・ユニチカスパークライト株式会社
熊澤 頌平氏
紹介素材:再帰性反射材「スパークライト」
・トークセッション(事前質問・チャット)
14:55‐15:00 クロージング
12月6日(水)・12月7日(木)オンラインマテリアルプレゼンテーション会参加申込
【プレゼンテーター/紹介素材情報】
・日鉄ステンレスアート株式会社/カラー&テクスチャーステンレス鋼板
「金属の光沢を保ちながらも繊細な意匠や透明感のあるカラー表現が可能なステンレス鋼板」
染料や顔料を使わずに、ナノオーダーで膜厚をコントロールすることにより実現するカラー発色技術と、研磨や高精細な写真製版エッチングによるテクスチャーを組み合わせたステンレス鋼板。エッチングは国内最大規模の大型フィルム出力機による精密な模様のパターンが作成可能で、カラーとの組み合わせにより、御影石調、大理石調など高級感あふれる質感を生み出している。カラー発色は真空スパッタリングによる「ノイエス」と化学酸化処理を行う「ファインカラー」の2種類があり、ノイエスは透明感のある色合いが特徴で色の均一性や再現性に優れている。深みのあるモスグリーンの新色も合わせて13色のカラーバリエーションを展開。ファインカラーは光の干渉作用による発色のため、光のあたる角度や見る角度により色合いがやさしく変化する。また従来塗装での表現が多かった黒色についても、ファインカラーによる発色技術で、可視光吸収率96%を実現した神秘的な黒を作り出している。今回はさらに虹のようなカラーグラデーションを実現したサンプルも展示。カラーの膜厚は0.2~0.3μm以下と非常に薄いため、曲げ加工や軽いプレス加工も可能で、ステンレス鋼と同等以上の耐食性、耐久性がある。
紫外線による劣化もなく、変色や退色の心配がないので、建築内外装部材、エレベーター部材、住設機器、インテリアなどに採用されている。
・ユニチカ株式会社・ユニチカスパークライト株式会社/再帰性反射材「スパークライト」
アンニュイな色の変化を生み出す再帰性反射材「スパークライト」
直径20~100μm強の微小な真球形で高屈折率のガラスビーズを均一に敷き詰めた再帰性反射材。
再帰性反射とは、光の入ってきた方向に光を帰す光学上特殊な反射機構で、主に安全服や、道路標識につかわれている。「スパークライト」は角度特性を重視しており、観測角や入射角が大きくなってもできる限り輝度を保持できるように設計されており、表面が透明で平滑な樹脂層で覆われているクローズドレンズタイプと、ガラスビーズの上半球が露出しているオープンレンズタイプとの2種類がある。
クローズドレンズタイプは汚れの除去が容易で夜間においても有色の反射光を得ることができる。降雨等による反射性能の低下はほとんど認められないのが特長。オープンレンズタイプは反射表面にフィルムがなく、クローズドレンズタイプより約3~5倍の高い反射性能を有する。洗濯性にも優れており、ユニフォーム、スポーツアパレル、シューズ等に使われている。
一般的なシルバー色の他に、カラフルな蛍光色、また見る角度によって基材の奥から色が浮かび上がるような不思議な印象を与えるレインボーカラーなど、バリエーション豊富に取り揃えており、従来の用途に加え、特殊効果を与えるギミックとしての展開も期待される。
12月22日までマテリアルショールームにて展示中!
開催概要詳細はこちらから
プレス・お問い合わせ先
Material ConneXion Tokyo
Tel: 03-6721-1780
E-mail:
担当:松島